今、大注目の絵本作家 柴田ケイコさんの作品。
王様のブランチで『パンどろぼう』という作品が紹介されたり、
セブンルールという番組にも出演され、仕事の流儀(セブンルール)を語られていました。
彼女が大切にしているルールの1つ「真面目にふざける」が印象的で、
「絵本制作は、真面目に真剣にふざけることによって、自分も楽しめるし、読んでる人も楽しませたい」と想いを話されていました。
まさにこの真摯なユーモアさこそ人気のひみつだなぁと感心しきり!
今回紹介する『めがねこ』シリーズは、自らも二児の母である柴田さんが、めがねを嫌うこどもたちに向けて「めがねってかっこいいんだよ!」と伝えたい想いから誕生しました。
この本を読んだらみんなめがね好きになっちゃうかも♪
「ひとことストーリー」として、1行であらすじを載せておきますので本選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。
めがねこ
めがねこのお店は大繁盛だね
わあ〜!おしゃれなめがねがいっぱい!!
あれ?ねずみさんのお母さんも目が見えなくて困ってるんだね…
めがねこはどうするんだろう…
楽しいお店の絵本で終わりではなく
「見えない」ことの大変さや「見える」ことの喜びが
描かれている作品です。
想像力から思いやりの心も持てたらいいですね。
めがねこのぼうけん
ずいぶん大きなめがねだね
森の冒険へしゅっぱーつ!!
おやおや?森には目が見えなくて困っている動物がたくさんいるね
みんなを助けながらめがねこは進む…!!
いかがでしたか?
2つの作品とも、めがねという日常的な道具を楽しく魅力的に伝えてくれる素敵な絵本です。
ぜひこどもたちと読んでみて、めがねのかっこよさを感じてみてください。
「めがねこ」シリーズ以外にも「パンどろぼう」や「しろくま」シリーズなど、
柴田ケイコさんは素敵な作品を多数描かれています。
今後、他シリーズも紹介していきたいと思いますのでお楽しみに♪